四国がんセンター:医療関係者の方へ

看護部先輩看護師から一言

2年目看護師 6階西 丹下友希・渡部智絵・山田茉耶

患者さんとご家族の多くは、がんであることを告知され、ショックを受けたり、手術や抗癌剤治療などに対する不安を感じたりしていらっしゃいます。患者さんの身体面、精神面の苦痛や不安を少しでも軽くすることが、看護師としての役割です。患者さんやご家族に十分なケアを行い、一人一人の不安や、気持ちに寄り添い、関わって行くことが大切です。治療中におこる合併症や副作用への予防的介入、がんの進行による諸症状の緩和に努め、患者さん、ご家族のQOLを維持・向上していくことが私達の重要な役割です。「がん看護」という専門的な知識や技術が求められ日々悩むことが多くありますが、自分達の行ったケアや関わりによって苦痛症状が緩和できたり、患者さんの笑顔を見たりすることができたときに改めて看護の力を実感し、やりがいを感じます。患者さんやご家族、共に働く看護師、多職種の方たちとの関わりの中で学ぶことも多く、やりがいのある職場だと実感しています。

チューター(4年目看護師) 4階東 三浦仁美

4階東病棟に配属されて4年目になり、チューターとして新人看護師に関わっています。新人看護師への指導を通して改めて看護について学ぶことができ、一生懸命患者さんに向き合い、努力し成長する姿をみて私も励みになっています。自分が新人の頃にお世話をさせていただいた患者さんに数年ぶりに関わらさせていただいたときに、「新人の頃に比べて成長したね」と言っていただけると、自分も患者さんや周りのスタッフに支えられて少しずつ成長できているのだなと実感します。がんの治療は患者さんにとって辛く厳しいものだと思いますが、自分の病気と闘いながら治療を頑張っている姿をみると、看護師として傍で寄り添い支えることのできる喜びを感じます。これからも新人看護師と共に日々がん看護を学び、一緒に成長していきたいと思っています。

チューター(4年目看護師) 8階東 岡田なぎさ

私の所属する病棟は胃・大腸の消化器病棟です。当院では認定看護師の資格を取得している看護師が多く、専門的な分野についての看護を臨床の場で深く学ぶことができます。ストーマ造設後には退院後の生活を見据えての指導が重要になってきます。私も認定看護師の開催するストーマについての勉強会に参加したり、実際に病棟で患者さんのストーマケアについて相談しています。専門的な知識を認定看護師から学び吸収することで、患者さんへの適切な指導に繋がり、患者さん自身も安心して指導を受けることができています。 看護部では、ラダー別にしっかりとカリキュラムが組まれており、院内での勉強会も多く開催されているため、がん看護を学びながら働くことのできる環境が整っています。私は今年度チューターをすることになりました。新人看護師が日々感じている不安や悩みを少しでも軽減できるよう、話しやすい雰囲気作りを心掛けています。新人看護師の一生懸命頑張っている姿をみて、私も日々刺激をもらい、自分自身の看護観を見つめ直すきっかけにもなっています。新人看護師の成長を見守りながら、私も成長していけたらいいなと思っています。

実地指導者 ICU 米井彩子

誰でも新人のときは、慣れない環境の中、緊張と不安でいっぱいです。特にICUでは、絶えず緊張や、失敗できないという気持ちと隣り合わせの職場です。そんな中、新人の一生懸命さや、真面目に取り組む姿に、先輩看護師も指導をしながら、たくさんのことを学ばせてもらっています。 ICUは、色々な診療科の手術後の患者さん等、状態の落ち着いていない患者さんが入室されてきます。患者さんそれぞれに合った看護を行なうことが難しいですが、ライフスタイルの変化、今後続く治療のことなど、精神的な関わりがとても大切です。 患者さんやご家族との関わりは、看護師としての成長に繋がっていきます。患者さんの思いを大切にして、これからも寄り添っていって欲しいです。日々支えてくれているICUスタッフや、周りの方々への感謝を忘れずに、一緒に頑張って成長していきましょう。

実地指導者 8階西 松本亜希子

私は卒後6年目となり、今年は新人の実地指導者として新人の成長を支援しています。今思うと、新人の頃は不安や緊張でいっぱいでした。でも、沢山の先輩方からのサポートや、同期の友達と支え合う事で、今は看護の楽しさを感じながら日々仕事をしています。私の病棟は、消化器内科・外科、整形外科の混合病棟です。手術や化学療法、放射線治療を受ける患者さんやターミナル期の患者さんが療養しています。患者さんから「あなたの声を聞くと自然に笑顔になれる」と言ってもらった事があります。その時は看護師としてのやりがいを強く感じることが出来ました。新人さんにも看護の楽しさを感じてもらうことを目標に一緒に頑張っています。看護師としての知識や技術と共に、患者さんやご家族の心に寄り添うことの大切さも伝えていきたいと思っています。
一緒に看護の楽しさを感じてみませんか。

緩和ケア認定看護師 5階西 青野仁美

私が緩和ケア認定看護師を目指したきっかけは、受け持ち患者さんを初めて看取った経験でした。がんと診断された時から患者さんとご家族へのケアが必要です。また、治療期には治療が継続できるように支援すること、症状を軽減することなど患者さん・ご家族の日常生活を支えていく上でその人にあった看護がとても重要となります。そして、積極的ながん治療を終えたあとも、看護に終わりはありません。 現在、私は緩和ケア病棟で勤務しています。緩和ケア認定看護師は、様々な苦痛症状の軽減だけでなく、患者さんとご家族の悲嘆へのケアの実践も行ないます。認定看護師として得た知識・技術を患者さん・ご家族に提供するとともに、病棟スタッフと「その人らしく生きぬく」を支えるために、看護として何ができるのかを考えながら、日々看護に邁進しています。
是非、一緒に患者さんとそのご家族1人1人の素敵な看護を目指していきましょう。

がん看護専門看護師 看護部長室 廣瀬未央

「その人らしく、自分らしく生きる」とは一体どんなことだろう? そう考えるきっかけになったのが、あるがん患者さんから貰った手紙でした。『これまで当たり前だったこと、普通だったことが普通じゃなくなったとき、どうやって生きていけばいいのだろう』この一文を読んだ時、私は患者さんが自分らしく生きることを支えられていたのだろうか、とこれまでの看護を振り返り、また、がん看護を深く学びたいとがん看護専門看護師を目指しました。 スタッフのみなさんと共に患者さんやその家族の支えになれるようながん看護に取り組んでいきたいと思っています。
ぜひ、一緒に四国がんセンターで働きましょう。