四国がんセンター:病院をご利用の方へ

部署案内:診療科・各診療部門案内頭頸科・甲状腺腫瘍科

特徴

頭頸科・甲状腺腫瘍科とは

耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の腫瘍性疾患の治療を中心とする科です。
頭頸部がんの発生率は全がんの8%程度とかなり低いので一般にはなかなかなじみの少ない疾患群ですが、それだけにどこの施設でも治療ができるわけではありません。四国がんセンターの頭頸科・甲状腺腫瘍科は頭頸部がん専門医認定研修施設に認定されています。頭頸部がん治療専門医の資格を持った医師のもとで高度の診療体制を維持しており、愛媛県内はもとより中四国一円の中核病院から患者さんをご紹介いただいています。

対象となる代表的な疾患は以下の通りです

  • 喉頭がん
  • 咽頭がん
  • 甲状腺がん
  • 舌・口腔がん
  • 頸部食道がん
  • 鼻副鼻腔がん
  • 唾液腺腫瘍
  • リンパ節の悪性腫瘍

診断

甲状腺がんや唾液腺がんをのぞき、多くの頭頸部がんは飲酒・喫煙が原因で発生します。一部のがんは特殊なウィルス(EBV・HPV)が原因となると言われています。頭頸部がんは一般の健康診断ではなかなかわからない場合もありますので、関連領域の医師の方々と更に連携を強めて早期発見・治療に務めていきたいと思います。当院においてはNBI内視鏡システムや超音波検査、CT、MRI、PET-CT等の検査を駆使し、頭頸部がんの診断を行っています。昨今では他領域のがんについて検査した結果、頭頸部がんが同時に発見される例も増加しており、この傾向は今後ますます強まることが予想されています。

治療

頭頸部領域の各臓器は摂食、嚥下、会話、呼吸などの重要な機能を司っています。頭頸部がんの治療においては根治性の確保とともにこれらの機能面・整容面の温存を考慮した治療が必要となります。早期がんに対しては放射線治療もしくは機能温存手術を主に選択する一方、進行がんに対しては根治性を優先してがん病巣のしっかりとした切除が必要となります。拡大根治手術においては形成外科との協力体制のもとマイクロサージャリーによる再建手術を積極的に導入し、がんの切除に伴う整容面・機能面の低下を補う工夫を行っています。手術後も病理組織結果を詳細に検討し、必要に応じて放射線治療、化学療法を組み合わせた集学的治療を追加し、成績向上に努めています。

口腔ケアや、嚥下・会話・上下肢の運動に関するリハビリ治療は合併症を軽減することで本来のがん治療をスムーズに受けていただく効果が期待できるとされています。高度ながんの治療に伴う合併症をいかに克服していくか、歯科やリハビリ科と密接に協力しながら日々知恵をしぼっています。

また当科は頭頸部がん治療における拠点病院として、厚生労働省がん研究班における多施設共同臨床試験を通じて、新しい治療法の開発を行っております。2011年度に発足したJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の頭頸部がんグループ(全国26施設)に選ばれており、いち早く臨床試験に参加できる体制となっています。さらに頭頸部がんを対象とした、新薬の国際共同治験にも積極的に参加しています。わが国で頭頸部がんに対する国際共同治験に参加可能な施設はまだ数施設ですが、分子標的治療薬などをはじめとした、新薬の治験も行うことが可能です。

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募集要項

スタッフ紹介

診療医師:第二病棟部長 門田 伸也

門田 伸也

専門領域

  • 甲状腺がん
  • 頭頸部がん

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本気管食道科学会 気管食道科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医
  • 日本頭頸部外科学会 頭頸部がん専門医
  • 日本内分泌・甲状腺外科学会 専門医
  • 麻酔科標榜医

診療医師:頭頸科・甲状腺腫瘍科医師 橋本 香里

専門領域

  • 耳鼻咽喉科

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医

診療医師:頭頸科・甲状腺腫瘍科医師 花川 浩之

専門領域

  • 頭頸部がん

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医

診療医師:頭頸科・甲状腺腫瘍科医師 岡 愛子

専門領域

  • 耳鼻咽喉科

認定資格

  • 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医