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呼吸器外科

 呼吸器外科の対象疾患の多くは肺癌ですが、そのほかに縦隔腫瘍、胸膜・嚢胞性肺疾患、肺真菌症、膿胸・胸膜炎などがあります。呼吸器外科医として必要な画像の診断手技なども研修でき、呼吸器内科・放射線科・病理医との合同カンファレンスで検査治療の進め方を検討し臨床に役立てています。当院呼吸器外科での2008年の年間手術件数は230件で、なかでも肺癌は約170例の手術数で、そのほか転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍があります(表1、図1)。年間200例を超えるペースを、3人のスタッフと1名の研修医(約4ヶ月のローテイション)の4人で行なっている。研修医は、大半の手術について実習できるよう手配し、術者としても4ヶ月のローテイション期間で30例程度の執刀できるよう配慮している。学会活動にも希望者には積極的に発表の機会を与え、学会が主催する卒後教育の機会にも参加できるよう支援している。(演題発表者には補助制度あり)また消化器外科(上部・下部消化管・肝胆膵)や乳腺外科のローテイションにより、外科全般の知識・手術が経験できるようになっている。呼吸器外科では大規模な臨床試験グループにも参加し、臨床上のホットな話題や、先端の臨床研究にも参加し、エビデンスに基づくアカデミックな考え方や知識を学んでもらえるよう、スタッフも努力を惜しみません。

 

研修医週間スケジュール(一部任意参加あり)

 
AM 7:45~8:30
午  前
午  後
外科術前 Con
病棟回診・手術
手  術
Oncology Con
病棟回診
1:30 超音波検査
3:00 マンモ読影Con
4:00 外科抄読会
5:00 消化器Con
6:00 呼吸器抄読会
7:00 乳がん抄読会
外科術前 Con
病棟回診・手術
手  術
呼吸器Con
病棟回診
1:00 気管支鏡検査
4:30 Medical Oncology Con
外科術前 Con
病棟回診・手術
手  術

 
※土曜・日曜(祝日) AM9時~ 当番制で病棟回診・処置
  その他(土曜・日曜を中心に月3回程度出張あり)

 

症例数

(2008.1~12)         237例
 
原発性肺がん
174例
 胸腔鏡手術
175例
転移性肺癌
25例
 開胸手術
62例
縦隔腫瘍
17例
   
良性肺腫瘍
17例
   
悪性胸膜中皮腫
2例
   
気胸
2例
   
その他
8例
   
 

学術・学会活動

 

 厚生労働省がん研究助成金から助成金を得て肺癌治療の研究を行っている。日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)や西日本胸部腫瘍研究グループ(WJOG)、瀬戸内肺癌治療研究会などの多施設共同研究にも参加している。文部科学省科学技術振興調整費による悪性胸膜中皮腫の参加施設に四国地域で唯一選ばれ参加することになりました。
 日本外科学会・胸部外科学会・肺癌学会・呼吸器外科学会、内視鏡外科学会、世界肺癌学会などで演題発表を行っています。

 日本外科学会認定施設、日本胸部外科学会認定施設、日本呼吸器外科学会認定施設
 

■スタッフ

山下 素弘 
 日本外科学会指導医・専門医 / 日本胸部外科学会専門医・評議員
 日本呼吸器外科学会指導医・専門医・評議員
 日本肺癌学会評議員 など

澤田 茂樹 
 日本外科学会専門医 / 日本胸部外科学会専門医
 日本呼吸器外科学会専門医 / 日本肺癌学会員 など

末久 弘
 日本外科学会専門医 / 日本呼吸器外科学会専門医
 日本肺癌学会員 など

研修医1名 (外科研修医6名による約4ヶ月ごとのローテイション)

 

 

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