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形成外科

がん専門病院である当院の形成外科では主にがんや肉腫切除後のマイクロサージャリーを用いた再建術、皮膚悪性腫瘍に対する手術と化学療法、軟部悪性腫瘍手術、皮膚良性腫瘍手術などの治療法、またがん治療後のリンパ浮腫に対する保存的、手術的治療法や褥瘡治療を研修する。

 

■研修目標

乳がん手術後の各種乳房再建術に助手として参加し、知識を習得する。
頭頚部がん手術後のマイクロサージャリーを用いた再建術に助手として参加する。
肉腫切除後の機能再建および形態再建を整形外科と合同で行い、知識と技術を習得する。
外陰がん切除後の再建術を婦人科・泌尿器科・外科と合同で行い、尿路、腟、肛門再建についても知識を深める。
皮膚科悪性腫瘍の標準的な治療法の知識と手術の技術を習得する。
悪性黒色腫やその他の皮膚がんの化学療法についての知識を習得する。
皮膚良性腫瘍の知識と治療法を習得して局所麻酔手術の執刀を行う。
リンパ浮腫外来でリンパ浮腫治療の実際を習得する。
最新の褥瘡治療と予防ケアを習得する。

 

スタッフ

 

河村 進    日本形成外科学会専門医


診療実績

 2009年度の新患数と手術件数はそれぞれ490名374件であった。手術の内訳は下記の表のごとく、皮膚腫瘍関連の手術、がん切除後の再建手術が多い。

【他科とのチーム医療】
 外科、形成外科、放射線科の3科合同で乳腺疾患の術前カンファレンスを週1回開催し、診断、手術法、再建方法などを検討し、再建可能と判断された症例全てに再建の説明を行っている。また乳房再建手術のクリニカルパスを活用し医療の標準化、効率化をはかっている。
 頭頚科との合同カンファレンスも行ない、頭頚部がんの再建術の検討を行なっている。
 手術の内容は手術顕微鏡を用いた血管吻合を応用した食道再建術、腹壁再建術、頭頚部再建術、外陰再建なども積極的に行っている。また下肢静脈瘤の手術療法も手がけている。
 外来での局所麻酔下の小手術は年間約200例行なっており、研修医やレジデントの外科基本手技の習得に役立てている。
 リンパ浮腫治療は2004年4月1日から特殊外来として開始している。毎週火曜日の午前中に形成外科医師の診察を、火曜日午後と金曜日の全日にリンパ浮腫ドレナージセラピストの資格をもった看護師によるマッサージと圧迫療法の個別指導を行なっている。
 褥瘡治療に関しては毎週褥瘡回診を行い、院内の褥瘡予防から局所処置の指導をWOCN褥瘡委員と一緒に行なっている。

区  分
件  数
(1)新鮮熱傷
0
(2)顔面骨骨折、顔面外傷
3
(3)唇裂、口蓋裂
0
(4)手足の先天異常、外傷
3
(5)その他の先天異常
1
(6)母斑、血管腫、良性腫瘍
144
(7)悪性腫瘍および再建術
148
(8)瘢痕、瘢痕拘縮、ケロイド
7
(9)褥瘡、難治性潰瘍
5
(10)美容外科
2
(11)その他
61

 

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