緩和ケア病棟のご案内
1.緩和ケアの目指すもの
- 緩和ケアの1番目の目標は、がんのつらい症状を治療し、苦痛の緩和を行うことです。そのために、担当医師・看護師と協力して、入院中・外来通院中の患者さんに、専門的な治療・ケアを提供します。
- 緩和ケアの2番目の目標は、患者さんとご家族が安心して自宅で過ごすことができるように援助することです。そのために、在宅テレビ電話サービスや訪問看護ステーションの院外の紹介・手配を行います。
- 緩和ケアの3番目の目標は、患者さんとご家族に安心して過ごせる療養の場を提供することです。そのために、自宅で過ごすことが難しくなった患者さんには緩和ケア病棟に入院していただきます。緩和ケア病棟では、がんの治癒や縮小をめざす治療は行わず、つらさを和らげる治療(緩和ケア)が提供されます。
2.緩和ケアの受診について
◆緩和ケアへの紹介は緩和ケア外来を通してください。最初は通常の紹介状記載と緩和ケア依頼書をお願いします。
◆緩和ケア病棟での入院対応が必要な場合は3種の質問用紙
をお渡しします。それらの記載をお願いします。患者さんとその家族にはこちらから説明します。これら3種類の質問用紙をそろえて緩和ケア外来に提出してください。
◆緩和ケア回診および緩和ケア外来通院の場合にはその必要はありません。入院時には書類の記載をお願いします。
3.緩和ケア病棟への入院について
◆次の5つの基準を満たす場合、一般病棟から緩和ケア病棟へ受け入れが可能です。
- がんの治療や延命のための積極的治療が終了している。
- 緩和ケア回診のみでは十分な身体的・精神的症状緩和が困難である。
- 患者が、積極的治療を緩和治療を受けることを了解している。
- 患者が緩和ケア病棟での治療を希望している。
- 家族が患者の意思に同意している。
付記:緩和ケア外来通院中の患者さまが緩和ケア病棟に入院する目安。
- 痛み、食欲不振などの病状コントロールのため入院が望ましいと考えられた場合。
- 身体が衰弱して、自宅で過ごすことが難しくなった場合。
- 環境の変化やご家族の事情で、自宅での介護が難しくなった場合。

4.緩和ケア外来と在宅ケアについて
◆緩和ケア外来について
専門外来として「緩和ケア外来」を設けています。緩和ケア病棟から退院した患者さん、緩和ケアのため経過観察中の患者さんの診療をおこなっています。
◆在宅ケアについて
当院緩和ケア科では、訪問看護・訪問診療サービスは、実施していません。しかし、地域の訪問看護ステーションやかかりつけ医師と連携をとり、在宅での療養をサポートしています。ご自宅での療養のために、テレビ電話を用意させて頂く場合があります。
お問い合わせ先
御不明な点は、お気軽にご相談ください。
がん相談支援・情報センターが案内します。
代表電話:089-999-1111
直通電話:089-999-1114
FAX :089-999-1115
外来通院中の場合は緩和ケア外来でも案内します。
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