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Special recommended references for oncologists竹原 和宏

プラチナ感受性再発卵巣がんに対するオラパリブ維持療法の第Ⅲ相試験:SOLO2/ENGOT-Ov21

プラチナ感受性再発卵巣がんに対するオラパリブ維持療法の第Ⅲ相試験:SOLO2/ENGOT-Ov21

これまでに2ライン以上の化学療法が実施されているBRCA1/2 変異を有するプラチナ感受性再発卵巣がん患者に対するオラパリブ維持療法の効果を評価した第Ⅲ相試験の結果が発表されました。プラチナ感受性再発卵巣がん患者にオラパリブ錠300mgの内服維持療法を行うことで、プラセボ内服に比べ無増悪生存期間が13.6ヵ月延長しました(19.1か月 vs 5.5か月 ハザード比0.30、p<0.0001)。一方、オラパリブ内服群で貧血、腹痛、腸管通過障害などの重大な有害異常が18%に認められました(プラセボ群は8%)。

本試験には当院もGOG Japanとして参加しています。この結果を受けて本邦での承認に向けて検討がなされているとのことです。

2017年10月16日  竹原 和宏

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