四国がんセンター:医療関係者の方へ

Special recommended references for oncologists原 文堅

SOFTにおける術後補助療法トリプトレリン+エキセメスタンまたはトリプトレリン+タモキシフェンを受けたホルモン受容体陽性閉経前乳癌女性の12ヵ月後のエストロゲンレベル:SOFT-ESTサブスタディー

SOFTにおける術後補助療法トリプトレリン+エキセメスタンまたはトリプトレリン+タモキシフェンを受けたホルモン受容体陽性閉経前乳癌女性の12ヵ月後のエストロゲンレベル:SOFT-ESTサブスタディー

SOFT trial(ホルモン受容体陽性閉経前乳がんの術後ホルモン治療として、トリプトレリン+エキセメスタン vsトリプトレリン+タモキシフェン vsタモキシフェン単独の3群比較第三相試験)の卵巣機能抑制程度を検討するサブスタディー。トリプトレリン+エキセメスタンでE2が閾値の2.72 pg/mlまで低下しなかった症例の割合は、治療開始から3ヶ月後25%、6ヶ月後24%、12ヶ月後17%であった。低下しなかった因子は化学療法なし (p=0.06)、BMI 高値 (p=0.05)、FSH低値 (p<0.01)、およびLH低値 (p<0.01)であった。

2016年1月14日  原 文堅

乳癌治療後患者における同側採血,注射,血圧測定,飛行機旅行のリンパ浮腫に対する影響

乳癌治療後患者における同側採血,注射,血圧測定,飛行機旅行のリンパ浮腫に対する影響

乳がん治療を受けた患者を対象に前向きにリンパ浮腫に対する同側採血,注射,血圧測定,飛行機旅行の影響を調査した。のべ3041の測定で、これらの行為はリンパ浮腫に影響ないことが分かった。多変量解析でリンパ浮腫(腕の体積)と関係したのは、BMI(p=0.0236)、腋窩リンパ節郭清(p<0.001)、領域リンパ節放射線治療(p=0.0364)、蜂窩織炎(p<0.001)であった。

2016年1月12日  原 文堅

中等度がん性疼痛に対する低用量モルヒネと弱オピオイドにランダム化比較試験

中等度がん性疼痛に対する低用量モルヒネと弱オピオイドにランダム化比較試験

 WHOガイドラインは中等度がん性疼痛に対してステップII;弱オピオイドを、中から高度がん性疼痛に対してステップIII;強オピオイドを推奨しており、中等度がん性疼痛に対してはどちらが最適か議論がある。NRS4-6の中等度がん性疼痛を有する成人がん患者が対象。低用量モルヒネ(WHO low dose step III)は弱オピオイド(WHO step II)と比較して有意に痛みを和らげ、かつ早期に効果を発揮した。忍容性は同様であった。WHO step IIを省略できる可能性がある。

2016年1月12日  原 文堅

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