四国がんセンター:医療関係者の方へ

Special recommended references for oncologists 2017年11月

肝細胞がんに対するオランチニブと血管塞栓化学療法との併用療法

肝細胞がんに対するオランチニブと血管塞栓化学療法との併用療法

肝細胞がんに対する血管塞栓化学療法と血管新生阻害薬オランチニブ(TSU-68)との併用療法の第Ⅲ相試験(ORIENTAL試験)の結果がLancet Gastroenterol Hepatolに公表された。既に2014年7月にプレスリリースされ、無効中止が報告されている。本試験は大鵬薬品工業主導の日本、韓国、台湾3カ国で行われた治験である。889例がオランチニブまたはプラセボに1:1で割り付けられ、血管塞栓化学療法との併用療法で全生存が比較されたが、中間解析によりオランチニブ群がプラセボ群を上回る可能性が極めて低いことから試験中止が決定された。

2017年11月6日  石井 浩

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