四国がんセンター:医療関係者の方へ

部署案内:診療科・各診療部門案内頭頸科・甲状腺腫瘍科

頭頸科・甲状腺腫瘍科はがん専門施設として頭頸部がん治療に特化した診療体制を取っています。頭頸部進行がんに対する手術件数は中四国地方でも有数であり、愛媛県内はもとより中四国全域から多くの患者さんを紹介していただいています。現在当院は、頭頸部がん治療専門医認定研修施設であるのをはじめ、日本耳鼻咽喉科学会、日本内分泌甲状腺外科学会、日本気管食道科学会の研修施設に認定されています。
全国の主要な頭頸部がん治療施設との交流も盛んで、新しい治療法の開発を、全国の頭頸部がん治療における拠点病院として多施設共同で行っております。2011年度に発足したJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)の頭頸部がんグループ(全国26施設)に選ばれており、いち早く臨床試験に参加できる体制となっています。さらに頭頸部がんを対象とした、新薬の国際共同治験にも積極的に参加しています。わが国で頭頸部がんに対する国際共同治験に参加可能な施設はまだ数施設ですが、当科では積極的に参加し、分子標的治療薬などをはじめとした、新薬の治験も行っています。
進行頭頸部がんに対する治療の中心は外科的切除ですが、腫瘍特性と病理組織学的特徴に応じて放射線治療、白金製剤を中心とした化学放射線治療、化学療法を組み合わせた集学的治療を行っております。外科的治療については根治性と機能温存との両立を目指して術式の工夫と術後機能評価を積極的に行っています。また形成外科、消化器外科、消化器内科、腫瘍内科といつでも相談しあえる有機的に結合したチーム医療を心がけています。

当院における頭頸部がん初診患者数推移は以下の通りです。

2013年度 2014年度 2015年度
口腔がん 24例 18例 19例
咽頭がん 32例 32例 28例
喉頭がん 11例 12例 13例
鼻・副鼻腔がん 8例 2例 1例
その他の悪性腫瘍 60例 65例 64例
135例 129例 125例