四国がんセンター:病院をご利用の方へ

受診・入院・お見舞いにあたって:検査案内放射線科患者さんへ

放射線科とは

もともと放射線科は、X検査、RI検査、放射線治療など、放射線を使っての検査や治療を行う部門でした。しかし今日では、エコーやMRIをはじめとする放射線を使わない画像診断装置が普及し、総合画像診断分野と、高精度放射線治療を取り込んだ放射線治療分野が一体となった診断治療部門となっています。当院では、診療放射線技師20名、看護師5名が常時勤務しています。

放射線診断科の紹介 放射線治療科の紹介

放射線科での検査は原則予約制です。

一般撮影とマンモグラフィ以外は、原則予約制になっています。検査を受ける場合は、診察時に主治医とご相談の上、予約をしていただくようになります。予約時には、検査の注意書きをお渡しします。よくお読みになり、絶食などの前処置を注意書きに従って確実に実施してください。
検査当日は、指定の時間までにお越しいただき、病院の正面ホールでの受付を済ませた後、指定されました受付カウンターまでお越しください。

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放射線科に設置されている装置

一般撮影(2台)、マンモグラフィ(2台)、X線TV(3台)、CT(2台)、MRI(2台)、RI、PET-CT(2台)、リニアック(2台)、マイクロセレクトロン、血管造影、DXA、パノラマ撮影などの検査装置があります。

以下各装置の概略についてご説明します

一般撮影

X線を使って肺や骨の撮影を行います。X線の目を使って、見ることのできない体内の情報を観察・診断します。皮膚に張ってあるものも、見えてきますが、それは体内のものであるか否かは読み取ることができません。よって、湿布やエレキバンはあらかじめ剥がしておいてください。また、状況によってはお付添様に介助のお手伝いをお願いする事がありますが、介助者の放射線被ばくに対しては、最大限の防護を致しますので、ご協力をお願いいたします。

CT

X線を使って体内情報を輪切りの形で画像化します。一般撮影と違うところは、X線の情報を得た後、コンピュータを使って再構成・画像処理をして診断するところです。そのため大変精細な画像を得ることができます。例えばコントラストがついていれば1mm以下の体内構造を描出することが可能です。
検査に際しては10秒程度の息止めを数回行う検査です。うすいバリウムを飲んだり、造影剤を注射する場合があります。食事制限が必要な場合があります。

PET-CT(I受付)

PETとCTを同時に行う検査です。PETではFDGという薬剤を使用し病変の糖代謝を評価します(血糖値が高いと不十分になることがあります)。CTでは形態を評価します。両者を組み合わせることでより正確な診断が可能になります。
FDG(検査薬)を注射した後、待機室にて約1時間半安静にしていただきます。
待機中に500mlのお茶を飲んで頂きます。(余分な薬剤を体から早く出す為です。)
(注)お茶の中には、画像を判りやすくするために少量のお薬 (経口造影剤) が入っています。検査時間になりましたら、呼び出しがあります。検査は20~30分程度行います。
ヨード造影剤を使用する場合もあります。
検査前日は激しい運動を避け、検査当日には4~6時間は絶食が必要です。(ブドウ糖を含む点滴も注意が必要です)糖尿病の飲み薬(血糖降下剤)やインスリンの注射は、検査4~6時間前から検査終了まで禁止です。検査予約時に渡される説明文章をよくお読みください。

RI検査

放射線を放出する放射性同位元素(アイソトープ)を含んだ薬(放射性医薬品)を使用してガンマカメラと言われる装置で体内の状態を調べる検査です。
静脈から注射し、検査用のベッドの上で静かに横になっている間に、体の中の様子を画像にします。このRI検査の中でも骨シンチの検査が最も件数が多いです。全身の骨に異常がないかをみる検査です。午前中に注射をして、午後の検査になります。その後30分程度撮影を行います。食事の制限はありません。

MRI検査

MRI検査では、X線を使いませんので、被ばくの心配はありませんが、強い磁石と微量な電波を使って検査します。痛みはありません。検査時間は30~40分程度かかります。検査中は、大きな音がします。音を和らげるためヘッドホンや耳栓を使用します。装置の内部はCTと比べると狭いので人によっては、圧迫感を感じることがあります。
磁気を使用したもの、銀行のカード、クレジットカード等、時計、ヘアピン等は室内に持ち込まないでください。カード類は使用できなくなります。
湿布・エレキバン等は剥がしてください。刺青、永久アイライン、化粧品(マスカラ等)も火傷の危険性がある場合があります。おかしいと思ったら担当者にお知らせください。
また、手術等で体内に金属を埋めこんでいる場合も事前にお知らせください。

放射線治療

放射線治療は、外科療法、薬物療法(抗がん剤を中心とする治療)と並び3本柱の一つです。放射線を使用し悪性腫瘍等を治療していきます。放射線治療には外部照射と内部照射があります。外部照射は、体の外側から放射線を照射していきます。当院ではリニアックを用いて治療を行っております。内部照射は直接患部に放射線を発生する器具を挿入したり、刺したりして照射していきます。当院ではイリジウム-192を用いた高線量率照射装置、ヨウ素-125を用いた永久挿入型前立腺小線源治療を行っております。
リニアックでは、通常の照射に加え、強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療などの高精度放射線治療も行っております。また、kV-X線撮影装置(OBI)を用いてX線画像やCT画像を取得してリアルタイムな治療位置照合により、腫瘍に正確に照射することが可能です。
イリジウム-192を用いた高線量率照射装置(RALS)とヨウ素-125を用いた永久挿入型前立腺小線源治療は腫瘍近くに線源を留置することで非常に高い線量を腫瘍にのみ投与することができます。

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