四国がんセンター:病院をご利用の方へ

受診・入院・お見舞いにあたってクリニカルパス

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患者さんに不安のない入院生活をおくっていただくために、われわれはクリニカルパス(入院診療計画書)を用いた医療をおこなっています。

クリニカルパスとは?

クリニカルパス?聞いたことのない言葉ですね。クリニカルは臨床(医学)の、パスはパスウェイの略で行程、経路などと訳します。つまり入院中に行われる医療行程表といったところでしょうか。たとえるなら、旅行会社にお願いして旅行を計画すると必ず旅程表が渡されます。

この旅程表にあたるものがクリニカルパスです。クリニカルパスは近年多くの病院で取り入れられており、患者さんが入院中に受ける検査や手術・治療の予定、手術後のリハビリや退院後に気をつけていただく事などを詳しく説明したものです。

これらの医療行為を患者さんにわかりやすく説明し、納得して医療をうけていいただくために使用するものとお考えください。

なお、患者さんによっては多少の違いがあること、クリニカルパスが使用できないこともあることをご承知ください。

検査や手術が安心して受けられる

患者さんは、入院中の検査や手術の予定はどうなっているのだろうか?手術後はどうなるのだろうか?など不安が一杯でしょう。入院中の予定があらかじめわかると次に行われる医療行為が予測され、安心して診療を受けられます。クリニカルパスを用いることで検査や治療に対して「どのように対応すればよいか」心の準備ができます。

今までは医者任せの医療であったため、検査がいつになるか、どのような検査が行われるのかもわからず、前日に突然、明日検査です、明日手術です。といわれる状況でした。事前にどのようなことが行われるかがわかると大きな安心感が得られると思います。

また、患者さんは医師や看護師に対して、いろんなことを聞くのを遠慮してしまうことが往々にしてあるようです。クリニカルパスには多くの情報が盛り込まれています。クリニカルパスを見て、読んでおくことで、聞きたいことや疑問に思うことがまとまり、質問を考えておくことができます。医療者と同じクリニカルパスを見ながら、質問したり、医療について相談したりすることで、医師や看護師と患者さんのコミュニケーションが増え、信頼関係をより深める役目も果たしてくれます。

手術後もいつから食事が取れるのだろうか?いつから入浴できるのだろうか?などといった入院生活の基本的なこともわかり、入院生活をスムースに進めることができます。また退院日の予定もわかるため、その後の計画も早くから立てることができます。患者さんもご家族も毎日の治療やその後の予定がわかり、患者さんがいまどの位置にいるのかがわかることでずいぶんな安心につながるのではないでしょうか。

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わかりやすく親切な計画書

患者さんにお渡しするクリニカルパスは図や表を多用して、できるだけわかりやすいものにしています。専門的な医学用語は使用せずに日常で使用される言葉を用いて作成し、どなたでも理解できるように心掛けています。

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チームで作り上げたクリニカルパス

現在当院では、クリニカルパスが作成、利用されています。わたしたちはこのクリニカルパスを作成する際に医療チーム(医師、看護師、薬剤師など)で何回も話し合いをおこない、どうしたら患者さんに良く理解していただけるかを検討しています。

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このページの見方

各ページでは疾患・治療・検査・処置などの説明と各疾患の実際のクリニカルパスを掲載しています。各項目を直接クリックするとご覧になれます。

ご覧いただけるクリニカルパスには大きく分けて以下の2種類のパスあります。

  1. 数日分の予定を記載したクリニカルパス
    横軸には日付を、縦軸に検査や処置、食事、安静度、入浴など日々行われることを記載してあります。
  2. 1日ごとの予定を記載したクリニカルパス(日めくり式)
    朝起きてから消灯までに行われることを時間ごとに記載しています。

患者さんは毎日これを眺めながら入院生活を安心して送られています。
まだクリニカルパスが作成されていない病気も多くありますが、今後もより多くのクリニカルパスを作成してこのページにて公開する予定です。

文責 四国がんセンター クリニカルパス管理委員会
クリニカルパス推進委員会