四国がんセンター:病院をご利用の方へ

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特徴

四国No.1の肺がん手術数


呼吸器外科・副院長山下 素弘

愛媛県で行われているCT検診により、小さな肺病変でも見つかるようになりました。肺がんの早期発見、早期治療を行うことで、良好な治療成績を得られています。また当院では、早期肺がんではないものの、手術可能な患者さんについては、手術日程を優先しています。2017年の当院データでは、ステージⅡ以上の患者さんの当科初診から手術までの平均は約3週間でした。当科では年間約250例の手術を行っています。肺がんが約190例、転移性肺腫瘍が約35例、縦隔腫瘍が15例で、肺がんの手術数は四国地方で1位です。また、近年は80歳以上の患者さんの手術も増えており、高齢者に対する肺がん手術数としては全国トップレベル(年間20例以上)です。松山市内だけでなく県外からも来院されます。安全性についても、手術関連死亡(術後30日以内の死亡率)は、過去5年間で0.2%という好成績です。

年間約200例の胸腔鏡下手術

全手術の約80%(年間約200例)を、カメラを用いた胸腔鏡下で行っています。開胸手術に比べ、術後の回復が早いことが患者さんにとってメリットとなります。

治験などの最先端医療に参加

進行がんでは手術後に抗がん剤治療を追加で行うことがあります。国内を始め、グローバルな臨床試験・治験にも多く参加し、新しい治療法の研究にも積極的に取り組んでいます。

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診療実績

  2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
手術件数 258 242 242 258 251
肺がん手術 194 173 179 192 191
胸腔鏡下手術 185 196 187 202 200

※『手術件数』は肺がん、転移性肺腫瘍、縦郭腫瘍などを合わせた件数です。

四国がんセンター 呼吸器外科の特徴として、松山市内だけではなく、愛媛県・四国全域から来院される患者さんが多いことが挙げられます。古くから肺がん治療の外科的治療に携わり、多くの臨床試験・治験にも参加してきた表れだと思われます。

肺がん患者さんのうちがんセンターで手術した患者さんの割合(地区別)

右の図は愛媛県のがん診療連携拠点病院(7病院)のうち、患者さんの居住地域別に見た、四国がんセンターで手術を受けた肺がん患者さんの割合です。 中予にお住まいの患者さんの32.2%が当院で手術を受けていることや、中予だけでなく愛媛県全域から来院されていることが分かります。尚、県外から愛媛県の病院で手術を受けた肺がん患者さんのうち71%が四国がんセンターで手術を受けています。


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肺がんの手術について

肺がんの3大治療は『手術』、『化学療法』、『放射線治療』

肺がんの3大治療は『手術』、『化学療法(抗がん剤治療)』、『放射線治療』です。主にがんの種類(主に小細胞肺がん、非小細胞肺がん)や進行度によって選べる治療が決まってきます。 四国がんセンターでは、手術を行う『呼吸器外科』、化学療法を行う『呼吸器内科』、放射治療を行う『放射線治療科』の3科が連携して治療を検討しています。

肺がんの手術:肺葉切除+リンパ節郭清を基準に縮小手術から拡大手術まで

肺の図

手術対象となるのは主にステージI~ⅡとステージⅢAの一部です。 肺は左右対称ではなく、右の図のように右が上中下の3つの袋、左が上下の2つの袋に分かれています。それぞれの袋を『肺葉』と呼び、それぞれ『上葉』、『中葉』、『下葉』と名付けられています。また、左右の肺に囲まれた領域を『縦隔』と呼び、心臓や食道、気管などの重要な臓器がある場所です。肺はリンパ流が発達し、肺から縦隔へ多数のリンパ節が存在します。肺がんはこのリンパ節にも転移しやすいがんです。

肺がんの手術はがんが存在する肺葉と、そこからのリンパ流があると思われるリンパ節を切除する(これをリンパ節郭清と言います)が最も一般的な手術です。しかし、がんが小さく、リンパ節転移の可能性が低い場合や、呼吸機能が弱い患者さんについては、切除範囲の小さい「区域切除」や「部分切除」を行うことがあります。反対に、がんが太い気管支や血管、周囲の臓器に広がっている場合には、周りの臓器の合併切除を行うこともあります。

右上肺切除の例 区域切除の例 部分切除の例

手術が困難な場合は放射線治療も選択肢

低位放射線治療

技術的に手術が可能な肺がんであっても、患者さんの体力的な問題がある場合や手術を希望されない場合もあります。四国がんセンターではこのような患者さんに対して、放射線治療も選択肢の一つとして提案しております。

放射線治療の様子(定位放射線治療)


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胸腔鏡下手術について

四国がんセンターでは、これまでに2000件を超える胸腔鏡下手術を行ってきました

肺がんの手術は、従来20~30㎝ほどの傷で、肋骨を1~2本切断する『開胸手術』が一般的でした。近年では胸腔鏡カメラと器具の発達により、5㎝前後の傷と3カ所程度の穴で行う『胸腔鏡下手術』が増えてきました。四国がんセンターでは全手術症例の80%以上を胸腔鏡手術で行っています。

開胸手術の傷 胸腔鏡下手術の傷 胸腔鏡下手術の様子

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治験・臨床試験について

四国がんセンターでは積極的に治験を行っています

新薬、新治療法は治験を経て確立していきます。詳しくは治験とはのホームページをご覧ください。 ステージが進行した肺がんでは、再発率を下げるために、手術後に抗がん剤治療を追加で行うことがあります。これを、『補助化学療法』と呼びます。呼吸器外科で行っている治験は、主にこの『補助化学療法』の新薬についてです。

実施中の臨床研究

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外来表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
山下 上野 杉本 山下

※診療担当は変更する場合がありますので、事前にご確認ください。

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募集要項

スタッフ紹介

診療医師:副院長 山下 素弘

山下 素弘

専門領域

  • 胸部外科
  • 呼吸器がん

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本胸部外科学会 認定医
  • 日本外科学会 外科指導医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医
  • 日本呼吸器外科学会 呼吸器外科指導医
  • 日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医
  • 臨床研修指導医

診療医師:呼吸器外科医師 杉本 龍士郎

杉本 龍士郎

専門領域

  • 呼吸器外科

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医
  • 臨床研修指導医

診療医師:呼吸器外科医師 上野 剛

上野 剛

専門領域

  • 呼吸器外科

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医
  • 麻酔科標榜医

診療医師:呼吸器外科医師 牧 佑歩

牧 佑歩

専門領域

  • 呼吸器外科

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本禁煙学会 認定指導医
  • 日本外科学会 外科専門医
  • 日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医
  • 臨床研修指導医