四国がんセンター:病院をご利用の方へ

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特徴

消化器内視鏡部門

 食道がん、胃がん、大腸がんは、粘膜に限局したがんであれば、開腹手術することなく、内視鏡で治療が可能です。消化管がんを内視鏡で治療するためには、早期診断が必要であり、最新の内視鏡装置、診断方法を使用して検査を行っています。
 早期に発見した食道がん、胃、大腸がんに対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)という内視鏡治療を行っています。ESDは、食道がん、胃がん、大腸がんそれぞれの臓器で保険適応となっています。ESDは、従来外科手術が必要とされてきた病変も内視鏡を用いて切除することが可能となり、患者さんの身体的、経済的な負担軽減につながっています。(2015年ESD症例数 食道がん:18例 胃がん:70例 大腸がん:16例) ESDで治癒が得られない場合は、各部門で協力して外科手術、抗がん剤、放射線治療等で集学的治療を行います。
 進行した食道がん、胃がん、大腸がんは、消化管狭窄、閉塞を起こすこともあり、食事がとれなくなることもあります。消化管狭窄、閉塞に対しては、内視鏡を用いて、ステントを狭くなった部位に留置することにより、症状を改善することが可能です。
 新たな治療開発を行うため、日本全国の病院と協力して食道がんの治療法、胃がんの効率的発見を行うための検査方法、大腸がんの化学的予防方法の開発などを行っています。
 診断、治療、研究の詳細は担当医とご相談ください。

消化管化学療法部門

 消化器内科の消化管化学療法チームでは、主に食道・胃・大腸に出来る「がん」や消化管間質腫瘍の患者さんを対象として、化学療法(薬物療法)を中心とした治療を担当しています。スタッフ4名とレジデント1名で診療に当たっております。うち2名はがん薬物療法の専門医を取得しております。
 消化管領域の薬物療法の治療成績はこの10年で劇的に改善してきました。大腸がんにおいては、切除困難であった状態が薬物療法で切除できるようになるまで改善し、治癒を目指せるような症例も増えてきています。そのため、外科や放射線科と密接に協力しながらよりよい集学的な治療が行えるように努めております。
 予後が改善してきた反面、薬物療法に伴う副作用対策、就労しながらの治療の継続支援も重要になっており、看護師・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーなどのメディカルスタッフとともにチームワークをもって対応しております。
 食道・胃・大腸がんにおいては、予後の改善が期待される新規薬剤の開発が進んできております。当院では新規薬剤の治験を多数行っております。いつでもご相談ください。

肝胆膵部門

 消化器内科の肝胆膵部門は、肝臓がん、胆道がん、膵臓がんの診断と非手術療法を担当しています。
 診断は画像診断が主であり、画像診断は放射線科、消化器外科との合同カンファレンスを通じて質的診断、進展度診断に参画しています。また、画像診断困難例や非手術療法前確定診断が求められる例に対しては、経皮的肝生検、経内視鏡的生検を積極的に施行しています。
 非手術療法は、IVR(インターベンショナルラジオロジー)と進行再発がんに対する薬物療法、放射線療法に大別されます。
 IVRとは画像診断に用いる放射線学的手技を応用しておこなう治療のことで、肝細胞がんに対する積極的抗がん治療と、経皮的もしくは内視鏡的な緩和治療に細分されます。肝細胞がんに対する積極的抗がん治療には、比較的早期のがんに対する根治的治療である経皮的ラジオ波焼灼療法と、より進行した例に対する経動脈的治療(血管塞栓化学療法、動注化学療法)があります。内視鏡的な緩和治療としては、閉塞性黄疸に対して積極的抗がん治療を安全に行うため、もしくは症状(掻痒)緩和を得るため、経皮的ないし内視鏡的IVRによる減圧術を行っています。
 近年、肝胆膵領域の進行再発がんに対する薬物療法も徐々に進歩がみられています。当部門では最新の標準治療をいち早く取り入れつつ、新規薬剤の治験にも力を入れています。最後にご紹介する肝臓がん、胆道がんに対する放射線療法は当院の特徴のひとつであり、原発巣を照射範囲に含む緩和照射を積極的に行い、より有効な奏効予知因子を模索しています。

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実施中の臨床研究

類上皮血管内皮腫(EHE)の実態調査(PDF:132KB)
日本肝胆膵がん観察研究検討部会の参加施設において、1990年1月~2014年10月までの期間に、病理組織学的検査にて類上皮血管内皮腫と診断された方々の診療録を調査します。

切除不能混合型肝がんに対する治療の後向き研究(PDF:147KB)
日本肝胆膵がん観察研究検討部会の参加施設において、混合型肝がんと病理学的に診断され、かつ、切除不能であるために全身化学療法を受けた患者さんの診療録を調査します。

膵腺房細胞癌の背景と切除不能・再発症例に対する化学療法に関する多施設後ろ向き研究(PDF:125KB)
1990年1月以降に四国がんセンターにおいて膵腺房細胞癌と診断された方々の診療録を調査します。

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募集要項

スタッフ紹介

診療医師:副院長 谷水 正人

谷水 正人

専門領域

  • 肝臓がん・すい臓がん・胆道がん
  • 緩和ケア
  • 医療情報

認定資格

  • 日本緩和医療学会 暫定指導医
  • 日本内科学会 認定内科医

診療医師:臨床研究センター長 石井 浩

石井 浩

専門領域

  • 肝臓がん・すい臓がん・胆道がん

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構暫定教育医
  • 日本臨床腫瘍学会 暫定指導医

診療医師:肝・胆・膵内科医長 灘野 成人

灘野 成人

専門領域

  • 肝臓がん・すい臓がん・胆道がん
  • 肝炎の診断・治療

認定資格

  • 日本肝臓学会 肝臓専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 指導医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本内科学会 認定教育施設指導医

診療医師:内視鏡科医長 堀 伸一郎

堀 伸一郎

専門領域

  • 食道がん・胃がん・大腸がん
  • 内視鏡診断、治療
  • 食道・胃・大腸ESD

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会 指導医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本内科学会 認定教育施設指導医

診療医師:消化器内科医長 仁科 智裕

仁科 智裕

専門領域

  • 食道がん・胃がん・大腸がん
  • がん薬物療法

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構 暫定教育医
  • 日本消化器内視鏡学会 指導医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本内科学会 認定教育施設指導医
  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医
  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法指導医
  • 米国臨床腫瘍学会(ASCO) 正会員

診療医師:消化器内科医師 浅木 彰則

専門領域

  • 肝臓がん・すい臓がん・胆道がん

認定資格

  • 日本肝臓学会 肝臓専門医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本内科学会 認定教育施設指導医

診療医師:消化器内科医師 梶原 猛史

専門領域

  • 食道がん・胃がん・大腸がん
  • がん薬物療法

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会 指導医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医
  • 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法指導医

診療医師:消化器内科医師 畔元 信明

専門領域

  • 胆道がん・すい臓がん

認定資格

  • 日本消化器内視鏡学会 指導医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本肝臓学会 肝臓専門医
  • 日本超音波医学会 専門医
  • 日本糖尿病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医

診療医師:消化器内科医師 西出 憲史

専門領域

  • 食道がん・胃がん・大腸がん
  • 内視鏡診断・治療

認定資格

  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会 専門医
  • 日本消化器病学会 専門医
  • 日本内科学会 認定内科医

診療医師:消化器内科医師 上杉 和寛

専門領域

  • 肝臓がん・すい臓がん・胆道がん

診療医師:消化器内科医師 中舎 晃男

専門領域

  • 食道がん・胃がん・大腸がん

認定資格

  • 日本内科学会 認定内科医

診療医師:消化器内科医師 日野 佳織

専門領域

  • 食道がん・胃がん・大腸がん

認定資格

  • 日本内科学会 認定内科医

診療医師:消化器内科レジデント 寺澤 裕之

専門領域

認定資格

診療医師:消化器内科専修医 西川 萌美

専門領域

認定資格