四国がんセンター
当院について病院概要
概要
四国地方の「がん」に関する中心的施設として、ナショナルセンターとの連携の下に、高度で専門的な医療、臨床研究、教育研修及び情報発信の機能を備えた施設として整備します。
私たちは患者さんの立場にたって人格を尊重し、信頼と安全に心がけた最良のがん医療を理念に掲げて努力しています。
所在地
独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター
〒791-0280 愛媛県松山市南梅本町甲160番
電話番号:089-999-1111 ファックス番号:089-999-1100
患者数
- 外来患者数
- 115,655名(2017年度延べ総数)
- 入院患者数
- 7,376名(2017年度総数)
沿革
明治22年 | 陸軍病院として創設 |
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昭和20年12月1日 | 厚生省に移管、「国立松山病院」として発足 |
昭和41年10月1日 | 「四国地方がんセンター」を併設 |
昭和45年4月1日 | 付属看護学校を併設 |
昭和54年9月1日 | 「国立病院四国がんセンター」に名称変更 |
昭和59年10月1日 | 「臨床研究部」(5研究室)を設置 |
平成14年3月15日 | がん政策医療ネットワークの「基幹医療施設」として稼働 |
平成14年3月31日 | 付属看護学校閉鎖 |
平成16年4月1日 | 「独立行政法人国立病院機構四国がんセンター」として発足 |
平成18年4月1日 | 新病院移転(松山市堀之内→南梅本町) |
平成19年1月31日 | 都道府県がん診療連携拠点病院に指定される |
平成23年4月1日 | 臨床研究部が臨床研究センターに昇格 |
平成23年9月30日 | 地域医療連携研修センター開設 |
平成25年6月25日 | 患者・家族総合支援センター(暖だん)開設 |
平成30年2月1日 | 地域包括ケア病棟開設 |
平成30年4月1日 | がんゲノム医療連携病院に指定される |
当院の特色
6つの特色
がん政策医療ネットワークの四国ブロック基幹医療施設であるとともに、全国がんセンター協議会加盟施設の一員として、また愛媛県の都道府県がん診療連携拠点病院として、がん撲滅に取り組んでいます。
- がんに特化した専門病院
- 広範囲な診療圏
- 高度先進医療の推進
- 診療情報システムの充実
- 地域医療機関との連携
- 臨床研究の積極的推進
当院の基本理念
患者さんの立場にたち人格を尊重し、科学と信頼に基づいた最良のがん医療を提供します。
基本方針
- 患者の権利と尊厳を守る診療・看護を実践します
- がん基幹医療施設として全国及び地域の医療施設と連携した最新の医療を実施します
- がん克服に向けた予防・診断・治療の研究を推進します
- 最新のがん医療の普及を目指した教育・研修を実践します
- がんに関する医療情報の収集と国内外への発信に努めます
- 健全な病院経営、持続的な意識改革を実行することにより、患者にはかかって良かったと思われる病院、職員には働いて良かったと思われる病院を目指します。
当院の運営方針
独立行政法人国立病院機構四国がんセンターは、四国ブロックの「がん」に関する中心的施設として、ナショナルセンターとの連携の下に、高度で専門的な医療、臨床研究、教育研修および情報発信の機能を備えた施設として移転後の新病院構想を基に、臓器診療体制の移行を軸に、機能の充実と体制整備を図ります。
病床数
標榜診療科
標榜診療科:21診療科
- 血液腫瘍内科
- 精神腫瘍科
- 感染症・腫瘍内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 呼吸器外科
- 消化器外科
- 乳腺外科
- 整形外科
- 形成外科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 婦人科
- 耳鼻いんこう科
- 放射線診断科
- 放射線治療科
- 麻酔科
- 緩和ケア内科
- 歯科
- リハビリテーション科
- 病理診断科
日本医療機能評価機構認定病院
四国がんセンターは、公益財団法人日本医療機能評価機構による病院機能評価(ver.5.0)審査の結果、機構が定める認定基準を達成していることが認められ、2007年5月28日付けで認定証が交付されました。
認定期間満了に伴い更新審査を受審した結果、病院機能評価(3rdG:Ver.1.1)の認定が更新(2017年5月28日~2022年5月27日)され、3回目の認定となりました。
- 認定番号
- 第JC1324-3号
- 種別・区分
- 一般病院2
- 認定日
- 2017年2月3日
- 認定期間
- 2017年5月28日~2022年5月27日
日本緩和医療学会認定研修施設
四国がんセンターは、特定非営利活動法人日本緩和医療学会により機構が定める認定基準を達成していることが認められ、2009年4月1日付けで認定証を受領しました。
愛媛県がん診療連携拠点病院
がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して、各都道府県知事からの推薦、さらに検討会の意見を踏まえて、厚生労働大臣が指定した病院です。専門的ながん医療の提供、がん診療の連携協力体制の整備、および患者さんへの相談支援や情報提供などを担う役割があります。
特に、各都道府県におけるがん医療の中心的な役割を担う病院を「都道府県がん診療連携拠点病院」(概ね各都道府県に1つ指定)といい、四国がんセンターは「愛媛県がん診療連携 拠点病院」です。
他に国が指定した「地域がん診療連携拠点病院」(概ね2次医療圏に1つ指定、愛媛県では6病院が指定)があります。また愛媛県は平成23年11月から拠点病院に準ずる病院として「愛媛県がん診療連携協力病院」の指定を開始しています。
- 指定番号
- 厚生労働省発健0303第6号
- 指定期間
- 初回指定日 平成14年3月15日
- 平成27年4月1日~平成31年3月31日(4年ごと更新)