平成14年度公開セミナー
〜 がんと共に生きるために 〜 Part4
主催:四国がんセンター看護部 公開セミナー委員
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11月
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1月
2月
第22回
終了しました
平成14年4月19日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 内科医長 兵頭 一之介
より良き延命をもたらす消化器がん化学療法
−食道・胃・大腸(結腸・直腸)・肝臓がんの抗がん剤治療−
がんが転移した状態や手術が困難な時、どのような治療を受ければよいのでしょうか?抗がん剤治療はがんに伴う症状を和らげ延命(一部で治療)をもたらすことが明らかになっています。
今回は、現在の最も有効と考えられる標準的治療とは何か、さらにがん専門病院として当センターが取り組んでいる最新の治療法につき、分かりやすくお話します。
第23回
終了しました
平成14年5月21日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 外科医師 栗田 啓
胃がんの外科的な治療について
胃がんの死亡率は年々下がってきていますが、今なお日本では一番多いがんです。胃がんの治療法には、胃カメラによる治療、手術による治療、抗癌剤による治療がありますが、今回は、代表的な治療法である手術についてお話ししたいと思います。
手術の方法は、胃の一部を切り取るだけの縮小手術と呼ばれるものから、胃を全部切り取り、周囲の臓器、例えば膵臓、脾臓、肝臓などを切り取る拡大手術と呼ばれるものまで様々です。胃がんの進み具合と患者さんの体調とによって手術法を使い分けているのです。スライドを交えながら、最近の話題も含めてお話したいと思っています。
第24回
終了しました
平成14年6月21日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 内科医師 平崎 昭士
胃がんの外科的な治療について
大腸がんの死亡率は年々上昇し、胃がん、肺ガンについで多いがんになっています。大腸がんの治療法には内視鏡による治療手術による治療、抗がん剤による治療がありますが、今回は内視鏡による診断・治療を中心にお話したいと思います。
第25回
終了しました
平成14年7月29日(月)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 内科医師 高田 一郎
肺癌化学療法最前線
肺癌の化学療法(抗癌剤による治療)は近年新しいお薬の登場により徐々にではありますが確かな進歩を認めています。さらに、最近話題の新しいタイプの薬剤(分子標的薬剤)の登場は肺の化学療法にダイナミックな進歩をもたらすものと、大いに期待されています。今回は非小細胞がんの化学療法を中心に最近の知見について分かり易くお話したいと思います。
第26回
終了しました
平成14年9月13日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 婦人科医師 野河 孝充
婦人科における化学療法の最前線
婦人科のがんは、主に子宮の入り口の子宮頸部がんと子宮の奥の体部がん、卵巣がんとがあり、従来は手術と放射線治療が主流でした。近年、効果のある新しい抗がん剤が開発され、婦人科のがんの患者さんにも広く使用されています。今回は、各々のがんの特徴と四国がんセンター婦人科で行われている最新の抗がん剤治療法について分かりやすくお話します。
第27回
終了しました
平成14年10月11日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 泌尿器科医長 住吉 義光
前立腺癌について
前立腺がんの治療には、手術、放射線、内分泌(ホルモン)と無治療経過観察(待機療法)があります。
・手 術 : 手術後の生活の質を考えた合併症の少ない手術療法で行います。
・放射線 : 体の外より放射線をあてる方法(外照射)のみでなく、県下では唯一・前立腺の内側から放射線をあてる方法(組織内照射)を行っています。
・ホルモン : 治療効果は最大限に、副作用は最小限になるようにお薬の種類や量、投与期間などに工夫をこらします。
・待機療法 : 前立腺がんの中には、治療をしなくても体に影響を及ぼさないがん(がんで亡くならない)があります。
これらのがんについてお話します。
第28回
終了しました
平成14年11月15日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 薬剤科 治験主任 : 松久 哲章
国立病院四国がんセンター
精神科 医 師 : 三上 一郎
国立病院四国がんセンター
医事科 班 長 : 菅 秀樹
禁煙について
禁煙は、性別、年齢、喫煙関連疾患の有無を問わず、すべての人々に大きくかつ迅速な健康改善をもたらします。また、禁煙により肺癌、その他のがん、心臓発作、脳卒中、慢性肺疾患のリスクが減少するといわれています。今回のセミナーでは、3人の講演者による、それぞれの立場で禁煙に係わるお話を皆様とできるよう企画しています。タイトルには、「禁煙について」としていますが、その考え方には、「がんになってから考えるタバコと健康」「よりよいがん治療をけるために今から始める禁煙」「がんがみつかってから始める今からでも遅くない禁煙」等があります。一緒に考えてみませんか。
第29回
終了しました
平成15年1月17日(金)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 外科 佐伯 俊昭
乳癌の予防と治療
『がん』になっても早いうちに見つけて治療すれば乳がんはほとんど治ってしまいますが、乳がんにならないように予防できればもっと『がん』で亡くなられる人が少なくなります。現在の医学では、ある程度乳がんになりやすい人がわかるようになってきました。その人達にどのようなことをすれば乳がんにならないか現在も検討中です。乳がんの多くは浸潤がんと呼ばれるタイプで、その治療は手術・放射線・薬物療法などを組み合わせて治療します。それぞれの治療の良いところと足りないところを補いながら、病気を治すために最善の治療を選択する必要があります。不幸にして乳がんがすでに進んだ状態であっても、決してあきらめることはありません。病気の状態にあった正しい治療を行うと病気のない状態のように快適な生活を送りながら長生きできることもあります。乳がんになっても病気の状態を十分に理解し、自分に最も適した治療を医師、看護師、薬剤師、栄養士に相談しながら決めてゆきましょう。そうすれば乳がんは必ずしも恐ろしい病気ではなくなるはずです。
第30回
終了しました
平成15年2月27日(木)
国立病院四国がんセンター 2F会議室
国立病院四国がんセンター 放射線科医長 片岡 正明
放射線のわかりやすいお話 −その効果と副作用について−
世界唯一の被爆国日本では、放射線は大変怖いものという意識が、根強くあります。これは、一般人(患者様)においてはもちろん、医療従事者においてすらそうです。確かに放射線はその用い方によっては大変怖いもので、非常に少ないエネルギーで人間を簡単に死に至らせることが知られおります。事故等での被爆と医療用に用いる放射線治療との最大の違いは、全身被爆と局所の被爆(治療、照射)の違いがあります。照射(被爆)範囲の違いは、副作用の出現に大きく関与する因子の一つです。これら放射線治療の副作用について解説します。
また放射線治療は、がん治療の重要な役割を演じています。手術療法との違い、化学療法との違いをそれぞれ認識し、それぞれの特徴を生かした治療法を選択するあるいはその組み合わせを考慮することが重要です。放射線治療の最大の特徴は、局所療法であるということです。すなわち照射範囲のみにその効果は現れます。さらに重要なことは、その臓器の形態・機能の温存にあります。
肺がん、乳癌、子宮癌、前立腺癌等についてその放射線療法の役割・副作用について、できるだけわかりやすく解説したいと思います。