血液腫瘍内科
この科の特徴
白血病や悪性リンパ腫といった血液を発生起源とする腫瘍(血液腫瘍)の診療を行っています。
◇対象疾患:
急性白血病(骨髄性・リンパ性)
慢性白血病(骨髄性・リンパ性)
悪性リンパ腫
多発性骨髄腫
上記のように呼ばれることが多い血液腫瘍ですが、実際はさらに細かく分類されたうえで診断されます。2001年の分類(WHO分類)では悪性リンパ腫は30種類以上に分けられるようになりました。それぞれ特徴、治療成績が異なるだけでなく当然ながら最適な治療法も異なります。
正確な診断を行うことが重要であることはもちろんですが、医療の進歩した今日においても血液腫瘍のもっとも有効な治療手段は抗がん剤を用いた化学療法であり、適切な治療選択を行うことが重要です。また近年は下記のような新規薬剤が開発され、一定の治療効果が得られるようになっています。
例:
- 腫瘍細胞表面タンパクを認識する抗体を利用した「抗体療法」
⇒悪性リンパ腫に対する抗CD20抗体(リツキサン)、急性骨髄性白血病に対する抗CD33抗体(マイロターグ)など - 腫瘍細胞内部に異常発現したタンパクを阻害し治療効果を示す「分子標的療法」
⇒慢性骨髄性白血病に対するチロシンキナーゼ阻害薬(グリベック)、急性前骨髄性白血病に対するレチノイン酸(ベサノイド)など
造血幹細胞移植も重要な治療法のひとつです。造血幹細胞移植はその治療目的によって自家移植/同種移植に分けられます。自家移植は抗がん剤に感受性をもつ腫瘍に対して大量の抗がん剤投与によって治療効果を期待する方法です。一方、同種移植は家族やボランティアの方から提供された造血幹細胞を移植する免疫治療です。同種移植のソース(元になる幹細胞の起源)によって骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植があります。
わたしたちは正確な診断を行い、そのうえで患者さま一人ひとりに最適な治療法を検討し、より質の高い医療を提供するよう努めています。
◆募集要項◆ フェロー / レジデント(後期研修医)
スタッフ紹
診療医師:化学療法科医師 吉田 功
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診療医師:化学療法科医師 濱田 信
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