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がん登録専門部会:セミナー・研修会院内がん登録情報・解析研修会

第1回大発表会『院内がん登録からみえる愛媛のがん診療』
平成25年4月19日

平成25年4月19日、四国がんセンター研修室に於いて、院内がん登録情報・解析研修会 第1回大発表会『院内がん登録からみえる愛媛のがん診療』(当日のプログラムと抄録(PDF:323KB))を行いました。当日は、東は東京、北は島根鳥取、南は高知、西は福岡と県内外から様々な職種の多数(90人以上)の方に参加いただき盛況のうちに終了しました。

プログラムと発表スライドに書かれていないことをいくつか書いておきます。

この発表会の目的の一つは院内がん登録を行っている腫瘍登録士の進化を目指すものです。腫瘍をデータベースに記録するという行為はがん登録の一部に過ぎません。英語でも腫瘍登録を行う者はtumor registrarとよばれますので、腫瘍登録士というのは間違った呼称ではないのですが、愛媛県では単に登録するというだけではなく、自在に腫瘍情報を整理して提示する“腫瘍情報士“を目指します。(こういう用語はまだないのですが)

この発表会はその情報提示の研修の一環です。対象レベルは『がん登録に詳しくない医療関係者』に設定しました。院内がん登録は、近所の病院から出るもっとも身近ながん情報ですので、住民(患者・家族・まだがんとは関わりがないと自分では思っている人々)を視野に入れた発表会を次回に向けて考えたいと思います。

発表会のスライドを次のリンクから参照できます。

県内の全ての拠点病院が集合して解析したことで、がん診療は個別のものではなく、地域の医療資源の組み合わせの中で形作られていることが見えてきました。次回へ向けてさらに検討を続けたいポイントです。

寺本典弘
四国がんセンター 病理科・がん予防疫学研究部・患者家族総合支援センター